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TRADE BOOKS CAFE 閉店!

私たちの見えないところで、こういった「偶然の出会い」がたくさん起きて拡散されているということに改めて気付かされました。

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Day 1

「開店初日、迎えました!」

9月24日の朝。

「お客さん来るんやろか…?」

そんなドキドキの気持ちを抱えながら迎えた初日。
土曜日と言う事もあり、街に人が多く現れる…はず…、
私たちのTRADE BOOKS CAFEがいよいよ開店しました!

そもそも「TRADE BOOKS CAFE」って何?という方はこちらをどうぞっ!
http://eightdaysaweek.jp/trade-books-cafe/

東急ハンズさん京都店1Fの入口を入った右側スペースに
当店自慢の大きな本棚を構え、一足先に本の交換がスタートです!
すると、

「Twitterで見かけてずっと気になっていたんです…!」
「Facebookで知り、今日きました。」
などSNSを通して私たちの事を知り、来てくださったお客様が!
SNSの更新をすることで実際にこうして来てくださるお客様がいる事、そしてそのお客様の表情を直接見ることができて本当に嬉しく思いました。

そうこうしているうちにCOCONKARASUMA 3Fのkara-Sさんでのドリンク交換の時間になり、そちらに足を運んでくださるお客様もちらほら、、

そう、このTRADE BOOKS CAFEのシステムは少し変わっています。
東急ハンズさんにて本の交換をして頂いた方には、kara-Sさんで使えるドリンク交換券もプレゼントするというちょっとお得な仕組み。
ご来場頂いた方を少し困惑させてしまったかもしれません。
申し訳ない…!

そんなこんなでやっとこさ1日目が終了。
トレードされた本の数は73冊、初日にして大きな結果が出たことにメンバーは驚きを隠せません。

「やった!!」

お客さんが来たという喜びが何より大きかった1日目。

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Day 2

「コーヒー、美味しいよ。」

9月25日。

さて、作業も少しは慣れたかなということで2日目、
今日はkara-Sさんの方でのドリンク交換について。

あっ、実は4種類あるドリンクの中でもメインである「コーヒー」は私たちカフェメンバーが淹れております!
事前に松田珈琲店(http://matsuda-coffee.com)の店主である松田さんにドリップ方法を伝授して頂いたのでした。

おかげさまでお客様からは、

「コーヒー美味しいね…!」
と言って頂く事が多く、ありがたいお話。
2日目という事もあり、初日に比べると少しほっこり、心穏やかなドリップタイム。

ちなみにこの日、本のトレード冊数は85冊。
よしっ! 1日目よりアップしました!!

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Day 3

「アンケートのホンネ」

9月26日。

TRADE BOOKS CAFÉを利用して頂いたお客様に自作アンケートのご協力をお願いしていました。

3日目となるとその回答頂いたアンケート用紙も徐々に集まっており、
“出来る限り要望に応えよう!” という事で一度目を通してみることにしました。

意見・ご要望の欄にはいろいろな感想が。

「楽しい企画ありがとうございます!」
「今後も続けてください。」
こういった嬉しい言葉をかけてくださる方、そして

「コーナーの見た目をもっと引き寄せられるようにするといいかも!」
「ジャンル分けして欲しいです!」
こういった貴重なアドバイスをくださる方も。

中でも、こういった意見をよく目にしました。
「本を増やして欲しい。」

………………………….そうなんです….!

確かに私たちはありがたいことに約2500冊もの本を集めることができました。
しかし現在、本棚に並べられている本の数は800冊ほど…!
それ以上は残念ながら入りきらず…。

これでは少しもったいないような、
正直なところそんな気持ちが薄々していたのです。

さて、何か手を打たなくては…!

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Day 4

「ハンズさんから、後押し。」

9月28日。

開店して5日目となった今日、
私はアンケートの要望に対しての対策を考えながら
東急ハンズさんの方に向かいました。

そして、少し日にちが空いて出勤した私はTRADE BOOKS CAFE店内を見て驚きました。

本が置ける「スタッキングボックス」が新たに設置されていたのです…!

その中にはもう既にハード本が沢山入っており、
店頭に並べられている本の合計数は明らかに増えておりました。

他にもシステム説明用紙が入れられたカタログスタンドや、
天井から吊り下げられたTRADE BOOKS CAFEの広告旗、
さらには小物が置ける円柱台まで設置されていました。

事情を知るメンバーに聞くと
「すべて東急ハンズさんが用意してくださった!」

「えっ!!??」
…………..もう、大感激です!!!

以前、私たちは東急ハンズさんにもそのアンケートの要望について少し相談をしていました。”本を並べるスペースをもう少し広げても良いか?” など。

そういった相談を受けて頂いたハンズさん、
ご厚意でこのような備品を用意してくださったようでした。

全面的にご協力くださった東急ハンズさん。
本当に感謝ばかりです…!

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Day 5

「go baaanさんの記事に…!」

10月1日。

出勤日である私は今朝から楽しみにしていたことがありました。

京都に関する情報満載のフリーペーパー「go baaan」さんの1コーナーに私たちTRADE BOOKS CAFEの活動を掲載頂き、それが本日発行されるのです!

「go baaan」さんには恒例である「大学探検記」のコーナーがあり、
そこでは毎号京都の大学での様々な活動が取り上げられています。
今月144号では25ページにて、私たち京都精華大学のTRADE BOOKS CAFEプロジェクトについて取り上げて頂き、TRADE BOOKS CAFEの仕組みと、これまでの活動の様子が記載されておりますよっ。

本当にありがたい事…!
嬉しくなって早速、TRADE BOOKS CAFEの受付に飾らせて頂きました!

この144号は11月14日までの期間、京都の至る場所に設置されておりますので、これからも皆さまのお目にかかれれば光栄です!

黄色い表紙が目印!144号ですよ〜
是非お手にとってチラリ覗いてみてくださいね…!

<「go baaan」web公式サイト>
http://www.go-baaan.com/index
<「go baaan」設置場所>
https://www.go-baaan.com/mediadata/place.html

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Day 6

「最終日のお客さんたち」

10月2日。

「本日最終日」
大きく書かれた文字が看板に貼られています。
私たちのTRADE BOOKS CAFEが本日で閉店となります。

最終日は日曜日、街にも人が賑わう日。

ここで先週土曜日開店初日に思った感情がもう一度湧き上がってきました!

「お客さん来るんやろか…?」

最終日ということで来場者が増えることを願う私たちTRADE BOOKS CAFEメンバー。
先週土日、東急ハンズさんに来店し、たまたま「TRADE BOOKS CAFE」を知ってくださったお客様曰く、本を持っておらずこのイベントに参加できなかたというお声をいくつか頂きました。
開催から一週間経った最終日、この週末にそんなお客様が本をお持ちになって再来店くださったらいいな…という密かな期待も胸にしていました。

なので、メンバー一同ソワソワ。(笑)

終わってしまうのがちょっぴり寂しいような、最終日を迎えた事にワクワクしたような不思議な気持ちの中、本日も元気よくOPEN!!

すると開始直後から
「先週この企画を知って今日本を持って来ようって決めてたんです!」
「先週から一週間、今日ここに来るのをずっと楽しみに過ごしていました(笑)」

と言って、本をトレードしに来場してくださるお客様が…!

私たちの企画が広まっていることを嬉しく思う一方、
やはりここ「東急ハンズ京都店」さんの力が大きく関わっているのだなあと思いました。
というのも来店されたお客様で先週末と今週末の明らかな違いが一つあり、それは「来店くださるお客様の大半が既にこのTRADE BOOKS CAFEの企画を知っている」ということでした。

お客様に「この企画を何でお知りになられましたか?」という質問を投げかけると
「ここの東急ハンズに来店して、初めてこういったイベントが開催されているのを知りました」という回答が最も多く、その次に多かった回答は「知人・家族から話を聞いて」というもの。
私たちの見えないところで、こういった「偶然の出会い」がたくさん起きて拡散されているということに改めて気付かされました。

本日最終日はその「偶然の出会い」を通して来店くださった方が非常に多く、
お客様から教えていただくこと・与えていただくことは沢山あるもんだなぁと私は、嬉しい気持ちを噛みしめていました。

因みに10月2日にトレードされた数は過去最高の合計202冊でした。
やはり最終日という事もあり、多くの方が足を運んでくださった様子!!

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Day 7

「満員御礼” TRADE BOOKS CAFE ”閉店のお知らせ」

最終日、kara-Sさんからの撤収後、私たちメンバーは東急ハンズさんへ。
本の詰め込みなどの作業を行い無事に撤収作業は全て完了!
片付いた空っぽのスペースを見ると、やはり少し寂しい気持ちに…。

この半年にも及んだ一大企画、
私たち京都精華大学ビジュアルデザイン学科3回生による「TRADE BOOKS CAFE」プロジェクトがついに終わりを告げました!
私たちメンバーはこれまで約6ヶ月、多くの方に支えられこの企画を開催することができました!
この企画準備にご協力頂いた大勢の皆さま、東急ハンズ・kara-Sの皆さま、来場してくださった皆さま、そしてここまで「Eight Days a Week」の記事を読んでくださった皆さま、誠にありがとうございました…!
心よりお礼申し上げます。

ここで気になる本のトレード数、結果発表です!
開催期間である9日間分のトレード数、
集計結果は…..なんと、1099冊です!!!
約2500冊の本の内、おおよそ半分近くの本たちが交換されたという事になりますねっ!?
私たちもこの結果には、かなり驚きました。
これだけの回数分、本との出会いが訪れているという事が目に見えて分かり、私たちメンバーはとても嬉しく思います。

「皆さんの本が誰かの本との出会いを作り、お金で本を買うのとはまた違った“交換”という楽しさをお届けする」。
こういったコンセプトと目標を掲げ、私たち学生メンバー総勢10人は「TRADE BOOKS CAFE」を開催させました!

何よりこの企画に興味を持って頂いた皆さまに感謝しております!
皆さまの本がこれだけの出会いを広げました。
本当に、ほんとうにありがとうございました!!

どうかこの企画を通して、
皆さまに素敵な本との出会いが訪れていますように…!

Day 8

「物々交換」

この原稿を書いているまさに今、次期アメリカ大統領にドナルド・トランプ氏が当選確実となった。
今後のアメリカはどうなるだろう?世界はどうなるだろう?そして、私達が住む日本はどうなるのだろうか?

率直に申し上げて私にはわからない。

政治・経済…世界は、益々混迷を増している。
不確実さが増している状況に皆不安を感じているのではないか。

だがそれほど心配する必要はないのではないか、とも思う。
人間の生活の本質に立ち返ればよいのだ。

そんな思いを強くしたきっかけの一つが、この精華大学の学生さん達による「TRADE BOOKS CAFE」というイベントだった。

お金を介さず、「物々交換」による来店者と学生メンバーの交流は何を生み出しただろうか?

一言で言い表すことは難しいが、例えば「人と人との結びつきによる温かい心の交流」が挙げられるだろう。

「TRADE BOOKS CAFE」の存在を知り、本を持って来店されたお客さんは、
学生さん達の懸命な呼び込みや接客に心惹かれ、本を持参して再来店したのではないだろうか。
本屋でもなく、図書館でもなく、「TRADE BOOKS CAFE」を選んだのだ。

何を隠そう、お客さんとして「TRADE BOOKS CAFE」を最も楽しんだうちの一人が私だ(笑)

職場が近くにあるため、お昼休みの時間を利用して、家から持参した本を手に店に寄るのが日課となっていた期間中であった。
交換した冊数は、延べ20冊近くになるのではないか。

日々刻々と変化をする棚を見ていくのが面白い。
「初日にあったあの本ゲットしておけばよかったな…」などど思うこともあったが、
それもこれもご縁。
とにかく出向いた時に見つけた本との偶然の出会いを大事にしていた。

広報担当の青山さんとは元々知り合いだったが、他のスタッフの皆さんとも顔を合わせていくうちに親しくなっていた。

この企画のためにプロの講習を受けて臨んだという珈琲のドリップも皆とても様になっていたし、美味しかった。

「物々交換」とは、原始的な時代に始まった人々の生活の知恵だったが、文明が栄えたこんなにも栄えた現代においても、有効な手段だった。
それどころか、こんなに複雑化して生きづらい世の中だからこそ、価値があるのではないか。

そんなことを感じた一週間だった。

イベント終了からちょうど1ヶ月経った11月3日(文化の日)、
私は京都精華大学の学祭「木野祭」に足を運んでいた。

私と学生さんを繋ぐきっかけを作って下さったデジタルクリエイションコースの大溝先生や謎の人文学科2回生「エプロンお兄さん」に案内頂きながら歩くキャンパスは、
とても活気があり、楽しそうに過ごす学生さんで溢れていた。

ただ、大溝先生曰く、誰よりも楽しんでいたのは、(34歳の)私だったようだ(笑)
美大・芸大に憧れのある私は、その自由な空気を存分に味わいながら、「失われた時を求めて」彷徨い歩いた。

大変密度が濃く楽しい時間だったが、唯一つ残念だったことは、学祭期間中に「TRADE BOOKS CAFE」が開店していないことだった。
もしまたいつかあの店がOPENすることがあったなら、真っ先に駆けつけたいと思う。
「時は戻らずに」流れていくものだけど。

〈TRADE BOOKS CAFE広報担当 青山千佐果〉

【TRADE BOOKS CAFE】
Twitter:@TBCAFE_Project
Facebook:https://www.facebook.com/TRADEBOOKSCAFE/
Instagram→http: //www.instagram.com/tradebookscafe/
webサイト→http://tradebookscafe.tumblr.com

※このイベントは終了いたしました!

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